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TLU工法

(特許 第1735138号)

既設鉄塔の外側に油圧ジャッキを装備した仮設外塔を設営し、架線状態のまま鉄塔を吊り上げ、新設部材を下側に継ぎ足す鉄塔高上げ工法です。

TLU工法は、既設鉄塔の塔体外に高上げ用仮設外塔を設置し、この外塔の4隅に設置した油圧ジャッキを連動させ、ねじ切りロッドを介して電線を取り付けたまま鉄塔を吊り上げ、下に新設材を継ぎ足して高上げを行う工法です。

高上げ量の制限は、既設基礎脚材の引張強さ保有耐力で決定されます。脚材の圧縮強度不足や基礎体の強度不足は、補強することで高上げ可能範囲を増加させることが可能です。

適用場所

既設鉄塔の外側に、仮設外塔を設営する必要があるため、資材が搬入できる市街地に適している。

適用設備規模

最大実績規模 154kV 6回線 水平角度1°

制約条件

  • 高上げステップごとに弛度調整が必要
  • 片継ぎ脚鉄塔への適用負荷
  • 仮設外塔設置用の基礎(地中梁)が必要
  • 仮設外塔建設可能な作業敷の確保が必要

TLU工法 高上げ手順

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